事業内容

事業内容

学校運営事業

2003年10月に、首都「ビサウ市」に「ソナック小学校」を開校しました。開校式には大使館や国連関係者が出席して祝意を表してくださいました。また、父兄や地域からの要請を受け、2009年10月に中学校を開校しました。

ギニアビサウ共和国の就学率は25%と日本と比べると極めて低く学校不足が深刻であり、また最近では公立学校教員のストが頻発している状況の中、ソナック小学校では約240人の生徒が、中学校では約80人の生徒が学んでいます。

小・中学校の一環教育が実現し、この国の将来を担う子供たちへの就学環境が充実することから、貧困から授業料を払えず学校へ行けない子供たちに対する就学・教育の機会を提供していきます。

里親制度
1998年のクーデターにより、600人の戦争孤児が生まれ、アフリカの代表的な病気であるマラリアに罹っても病院へ行って治療することができない状況にあったため、2001年から日本で里親制度を導入しました。2003年のソナック小学校開校以降、貧困から学校で勉強することもできない子供たちに対する支援も開始しました。現在は中学校の生徒まで対象範囲を広げ、約200人の子供たちの支援を行っています。
里親会員には小学校と中学校の学費支援の2種類がありますので、皆様の暖かいご支援をお待ちしています。
技術取得支援
1996年から、15歳から25歳までの女性を対象に識字・洋裁教室『クルソ・エスペランサ』(希望の学校という意味)を開校し、以後、自立支援のための技術取得支援を行っています。
1998年のクーデターにより一時国外退去となりましたが、その時でも非難した隣国のセネガルにおいて難民キャンプで洋裁教室を続け、避難している人たちに希望を与えました。